70両が継承されたが、1965年から1966年にかけて製造された初期車のみであったことから冷房車含む20両はすぐに廃車となり、残った50両に改造工事が施された。

塗装変更

発足当時はスカイブルーだったが、その後のリフレッシュ工事の際にJR東海標準のクリーム色にオレンジと緑の帯が入る湘南色に変更された。1989年に東海色になったが、当初は前面にJRのマークが無く帯に切れ目が無かった。

C-AU711A形による冷房化

JR東日本のAU712形と同様に工期短縮と経費削減からC-AU711A形集約分散式2基搭載による冷房化改造が行われた。モハ102形には冷房電源用SIVを搭載した。また、青22号のままC-AU711A形を搭載した車両もあった。

リフレッシュ工事

新型車両の相次ぐ投入でアコモに差が出てきたことから211系5000番台をベースとした特別保全工事が施工された。

側窓の上段下降・下段固定のユニット窓化

側扉・妻扉取替

握り棒・荷物棚のステンレス化

座席袖仕切取付

バケットシート化

塗色変更

これらの改造は車両により異なってたことから扉・窓・冷房等に差が出た。改造後はラッシュ時を中心に中央本線の名古屋・瑞浪間で7+3の10両編成で運用された他、日中には関西本線でも3両編成が単独で運用された。しかし老朽化に加えて高速向けの新型車両の増備で次第に運用が難しくなったので313系に置き換えられる形で1999年に引退し、2001年に廃車になった。

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